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花しるべ

「桜御膳」内のFiction別館サイト。取り扱いはポップンミュージック(非公式)が主。 初めての方は〔はじめに〕をお読み下さい。  
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too do practical joke.2 

第二話後編。 後戻りなんて、考えなかった。

好奇心旺盛、という性格は時として短所となる場合がある。

 

でも、その性格故に何か問題が起きたとしても、次また同じ事を
くり返さなければとても良い性格だとボクは思っている。

 

 

 ボクの場合は「次」がなかっただけ。
やり直しが出来なかっただけ。

 



 

だって、あんな事になるなんて考えてもみなかったんだもの。

 

   

 

 

 


+++ too do  practical joke.2 +++

 

  

 

  

 

 


「んしょ・・・っと。後何分かな?」

 
今日は記念すべき決行日。
用意する物は意外と簡単に揃えられたけれど
厄介なのがそれを始める時間だったんだ。
何でも選ばれた日の午後6時6分ぴったしに始めないと絶対に駄目なんだって。
何で6時6分なのかって?さぁ、ボクにも分かんないや。

 
……よし、6時5分になった!急いで準備しなくちゃ」

 







 

六の蝋燭に灯を燈し
其達挟み込まれる姿へ鏡を置け
貴方の躯は北北東へと向き 決して鏡から眼を・・・


 

(おっと、ボクが言えるのはここまで。
そうじゃないと折角本の題名を伏せた意味が無いものねぇ?)

 

   

 

「コレで完璧。さあ、一体どうなるんだろう?」

 
時計の針が6時6分を指す。
鏡はわくわくしてる、ボクの顔を映し続けた。

 

 

 

・・・

 

 

  

 

  


・・・・・・

 

 

 


「・・・なーんだ、何も起こらないじゃないか。
やっぱり透明人間なんかになれる訳な・・」

 短気なボクが鏡に背を向けた瞬間、だった。

 

 

 


 

ピシッ 

 

バチバチ

 


「え?何?」

ボクの体は、眩しいほどの光に包まれていった。
その後の事は、良く覚えていない。

鏡の方向に振り向こうとした時
誰かの甲高い笑い声と黒く蠢く何かが、見えた気がした。

 

 

 

 

 

 


次にボクが目を覚ました時、辺りはもぅ暗闇に包まれていた。



 
 

to be continued…
□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■
 
出来ました。ちょっとしか進んでないけど…!(救えない)
 
今回はスマイルが透明人間になってしまう所です。
その為の儀式?というか何と言うかに使用した鏡とか蝋燭とか。
今思うと安易過ぎたか!?と冷や汗かいてます。
でも黒魔術系って後魔方陣ぐらいしか浮かばない(発想貧困☆)
魔方陣はあまりにもかなー、と思ったので。それにそんなの書いてたら
お母さんにバレてしまいますし/笑
 
後、開始の日にちとか、時間とか。アレも深い意味は…無いです;
最初は「666」という悪魔の数字になぞらえようとしてたんですが
後半どーでもよくなりまして。ヒイィすみませ…!

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