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花しるべ

「桜御膳」内のFiction別館サイト。取り扱いはポップンミュージック(非公式)が主。 初めての方は〔はじめに〕をお読み下さい。  
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can you notice me?3

第五話後編。 これから、宜しくお願いします。

 

 

何だか久しぶりに幸せな気持ちで眠れた気がする。
それと、こんなふかふかなベットで眠ったのも久しぶり…

 

…ん、ベット?
何でベットで寝てるの、ボク?

 

 

 

 

 

 

てゆーか
「ここ、どこ?」

 

 


















 

+++ can you notice me?3 +++

 

 





















 

 

「目が覚めたか。…パンの焼き加減はさっと焼くのと
じっくり焼いたのと、どちらが好みだ」

 

昨日通されたのとは別の広間に行くと、お姉さんは昨日と変わらず
ボクがいるのが当たり前、といった態度で話しかけてきた。
きっとボクはあの後眠ってしまったのだろう。
だからお姉さんはあの部屋に運んでくれたんだ。
ボクは必死に昨日の夜から現在に至るまでの過程を推理した。

 

 

忘れないうちに言わなくちゃ。
本当は昨日の夜に言うつもりだった、あの言葉を。

 

「…あの、一晩泊めてもらって、本当にどうもありがとう。
お姉さんに気付いてもらえた事、絶対に忘れない。
お姉さんとした会話、思い出してこれからも一人で過ごしていくよ」

 

するとお姉さんはゆっくりとボクに近づき、片膝を付いて目線を合わせ
右手を僕の頭に乗せた。

 

 

 

 

「…お前は2つ、勘違いをしている。
まず1つ。

 
私は『お姉さん』ではない。男だ」

 

 

頭に乗った右手に力が入った。ちょっと、いやかなり痛い。

 

 

(え、嘘?だって肌とっても白くて綺麗だし、髪長いし、一人称『私』じゃん?)
「ご、御免なさい気づかなくてお姉…お兄さん」

 

 

 

次は何を言われるのだろうと思って身構える。
力が込められていた頭上の右手がふっと緩められた。

 

 

 

「そして2つ、
私は別にお前を此処から追い出す心算はない。
使っていない部屋は多くあるし、住人が一人くらい増えても何の支障は無い。
居たいだけ此処に居ればいい。別に強制はしないが」

 

 

そう言うとユーリは立ち上がり再び朝食の準備に向かった。
昨夜からあり得ない出来事が次々と起こったが、これが過去最大の衝撃となった。
その記録はボクの中で今でも破られていない。

 

「ボクは・・・ここに居ていい、の?」

 

「だから先程からそう言っているだろう。早く信じたらどうだ。
もう一度聞くぞ、スマイル。
・・・朝食のパンはさっと焼くのとじっくり焼いたのと、どちらが好みだ」

 

 

「・・・じっくり焼いた方が好き、かな」

 

 

泣き笑いの表情で、透明人間の子どもが吸血鬼に返事をした。

 

 

 

 

 

 

to be continued…
□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□

スマイル「でもあの時出されたパン、完全に黒焦げだったんだけどね」
ユーリ「お前がじっくり焼けと言ったからだろう」
スマイル「いやぁ、アレはじっくりの範囲を超えてたデショ。大体ユーリはさぁ…(以下略)」

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